獺祭


純米大吟醸 磨き二割三分「獺祭」酔うため 売るための酒ではなく 味わうための酒を求めて

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◆最初の精米

このお酒は最初25%の歩留まり精米歩合の純米大吟醸として計算されました。社員総出で栽培した自社保有田の山田錦の稲穂を見ながら、
「これで日本最高の精米歩合の酒を造ろう」と思い立ったのが最初のきっかけです。最初は25%の計画でした。精米機に玄米を入れて精米し始めたのを確認して出張した私に、灘のある大手メーカが24%精白の純米大吟醸を市販していると教えてくれた方がいました。一晩考えて翌日帰りの新幹線の中から車内電話でさらに2%磨いて23%にするよう精米担当者に要請しました。すでにその時精米し始めてから6昼夜経っていました。疲れもり、渋る彼を説得して何とかあと2%磨いてもらったんですがその最後のたった2%を磨くために24時間かかりました。


◆正月搾り

西暦2000年の元日には元日の0時1分からこの磨き二割三分のもろみの1本を搾ってそのお酒をお客様にとどけるいわゆる正月搾りを企画しました。するとある国の元首級の
VIPから新年の内輪の祝賀会用のお酒にとご注文いただきました。ところがおぼえていらっしゃいますでしょうか、2000年の一日と二日は土曜日と日曜日でした。
その国は自由主義国家ですから、たとえ元首級VIPと言えど個人的楽しみのために公的機関である通関を通す事は出来ません。結局酒蔵のスタッフが手荷物で抱えて二日の午前の飛行機でその国に飛び、お届けしたこたがあります。
もっともそのスタッフは、その後、夢のような二日間をその国で過ごしたようですが。
チューブわさびや粉わさびなどの原料に多く使われます。
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